英語より先に、国語の学び方が大事な理由 〜語学としての学び方が身につくと、英語にも活きてくる〜
2026/05/27
こんにちは、世田谷区・千歳船橋の少人数制の個人塾、桜丘学習教室の福屋です。
先日、中学生の学力調査に関する記事を読んで、少し気になることがありました。
「小学校で英語を学んでいるのに、中学でつまずく子が増えている」という内容です。
全国学力テストの結果を2021年度と2024年度で比較すると、
国語が12.7点、数学が8点、そして英語が22.9点も低下しています。
小学校で英語教育が本格的に始まったにもかかわらず、
なぜこのようなことが起きているのでしょうか。
小学校と中学校の英語は、"別のもの"
小学校の英語は、会話やリスニングを通じて「英語に親しむこと」が中心です。
楽しい活動の中で英語に触れる、いわば入り口の学びです。
ところが中学校に入ると、単語のスペル、文法、読解、英作文と、
一気に「読み書きの力」と「考える力」が求められるようになります。
このギャップに戸惑い、苦手意識を持ってしまう子が少なくありません。
当教室でも、保護者の方からそのようなご相談をいただくことが増えてきました。
英語は"語学"だからこそ、反復が必要
英語は語学である以上、単語もスペルも文の型も、
繰り返し手を動かすことで初めて定着します。
しかし近年は、宿題の減少や探究型学習の増加などの影響もあり、
「くり返し書く時間」が減っていると言われています。
コミュニケーション力が重視されるようになったことで、
「書く経験」が後回しになりやすくなっているのです。
また、動画やアプリに触れる機会が増えたこと、読書量の低下などにより、
口語のまま文章を書いてしまうお子さんも増えています。
“書けない”ではなく、“学び方のギャップ”
ここで起きているのは、能力の問題というよりも、
「学び方のズレ」です。
小学校の学び方と、中学校で求められる学び方の間に、少し大きなギャップが生まれています。
語学としての学び方が、英語にも活きる
「日本語で話せないことは、英語でも話せない」という言葉があります。
正しく読む、内容を理解する、自分の言葉で表現する。
これらはすべて、国語力に支えられています。
そして大切なのは、
国語を「語学」として丁寧に学んだ経験は、そのまま英語にも活きる
ということです。
単語を繰り返し書いて覚える、文の型を体に染み込ませる、意味を理解しながら読む。
その「学び方」そのものが、英語学習の土台になります。
当教室が大切にしている国語の学び方
当教室では、小学生のうちに国語の読み書きの土台をしっかりと育てることを大切にしています。
タブレットやアプリ学習が広がる中でも、「鉛筆で書く」ことを重視しています。
手を動かして書くことで、記憶として定着しやすくなるためです。
らくだメソッドの国語学習では、
正しい読み書きと、例文を通した語彙・表現の習得を行い、
語学としての基礎を身につけていきます。
「正しく・スムーズに書ける」ようになるまで繰り返し練習することで、
読書・読解・作文・文章題のすべてにつながる力を育てていきます。
英語へのつながり
国語で身につけた
・1日1枚を繰り返し書いて定着させる力
・正確に読み書きする力
・文章を理解する力
これらは、そのままらくだメソッドの英語学習にも活かされます。
新しい言語を学ぶときに「同じ方法で積み上げられる」という点は、
大きな安心材料になると考えています。
なお、当教室では算数・数学と国語の基礎を必修としており、
英語のみの受講はお受けしておりません。
最後に
英語力は、お子さまの将来を大きく広げる力です。
しかしその土台となるのは、実は「国語の学び方」です。
もし、
・読み書きが安定しない
・英語の前に国語に不安がある
・学び方そのものを整えたい
そのように感じられる場合は、
一度教室で実際の学習の様子をご覧いただくことで、
お子さまに合うかどうかがより具体的に見えてきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お子さまの学び方を考える際の一つの参考になれば幸いです。
桜丘学習教室
福屋ゆかり

